完全オンラインでの学会開催

今月末、日本医療マネジメント学会が大阪で開催され、僕も久しぶりにポスター発表することになっていた。

 

当初、学会はハイブリッド形式での開催予定で、発表者は現地でのプレゼンテーションとなっていた。

しかし、直前になり、開催予定をしていた会場が、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大阪での大規模接種会場に指定されたとのことで、急遽完全オンライン開催に変更となった。

 

その後しばらくして、ポスター発表者も、4分間でパワーポイントに録音して、学会主催者側にWebで送るようにとの指示があった。

 

このため、僕も急遽、4分間のプレゼンテーションのための読み原稿を作成し、録音にチャレンジすることとなった。スライドの枚数は何枚でもよいが、時間厳守でお願いするということらしい。

 

実際に録音を行ってみると、時間内に収めることに予想通り苦労してしまった。僕の性格上、ついつい喋り過ぎてしまうため、なかなか時間内に話し終えることができなかった。そこで、読み原稿から、削れる文章を少しずつ捻り出して、やっとのこさ時間内での録音を終えることができた。

 

学会ホームページで確認すると、Web聴講は7月に入ってからとのこと。元々の開催予定日の6月25・26日は、跡形もなく関係ない状態となっていた。

 

オンラインのため、開催日に移動することは無く、日にちについてはとやかく言う必要がないのかもしれないが、例えば、業績に残そうと思った時に、開催月は6月とすべきなのか7月とすべきなのか?

様々なことで前例がなく、何とも不思議な状態になってしまっている。

これも数年後、コロナの時は大変だったという笑い話の一つになっていくのであろうか…?