観客ありの夏の都市対抗野球

最近、たまたま東京ドームを横切ることがあった。

すると、普段と異なり、都市対抗野球大会を紹介する看板がズラリと並んでいた。

そして、よく見ると、半袖のYシャツに黒・紺のズボンをはいた、いかにもサラリーマン風の人達がズラリと入場口前にたむろしていた。

普段のプロ野球の試合では、サラリーマンの方々でもこういった仕事着でドームを訪れる人は少ないので、やはりいかにも社会人の野球大会だなと感じた。

 

しかも、先程の看板を見ると、今大会の各出場チームの紹介だけではなく、歴代の優勝チームや、社会人野球の歴史が分かる看板もいくつか掲示されていた。自分自身、もう東京に来てかなりになるが、この都市対抗野球の時に東京ドームを訪れることがなかったので、ここまで熱心にPRしているとは、全く知らなかった。そして、オリンピックの影響があり、この2年間は年末にスライド開催されていたとのこと。

 

ENEOSには、小学生時代に息子と一緒に野球をしたこともある選手がレギュラーにいる。今大会でも本塁打有りと活躍している。やはり、自分の知り合いに活躍している選手がいるということは、非常に応援したくなる強い要因になると思う。

 

そして、この全国大会で活躍することで、秋のプロ野球のドラフト候補になれるか否かが決まる選手もいるであろう。コロナ禍で高校野球大会が開催されなかったことで、高校時代に活躍することができずに、そもそもこういった社会人チームに入団することすら、機会を奪われ、この全国大会に出場するチャンスを手に入れられなかった選手もいるかもしれない。

そんな色々な思いがある中で、出場している選手には、こういうタイミングだからこそ、純粋に精一杯頑張ってほしいなと思う。