Basical Health 産業医事務所 創業2周年

実は本日、5月1日はBasical Health 産業医事務所の創業記念日である。

2年前に初めて事務所を借りて細々と仕事をはじめたのだが、思い返してみるとアッという間の2年間であった。

「アッという間」であったということは、それなりにやりたいことができていたと言えるのかもしれない。

自分の人生の中で、日が経つことが”うんともすんとも”進まないような、苦心惨憺していた時期もあったことを思うと、だいぶ恵まれていたと思う。

もちろん、まだまだやれていないことはたくさんある。それをこの3期目にどんどん叶えていけるように頑張っていきたいと思う。

 

今日、ニュースを見てたら、「天皇陛下、即位1年」とあった。そう言われてみると、新元号「令和」が始まって1年でもある。そして、その翌年がこの「新型コロナウイルス感染症」のパンデミックによる「ステイホーム週間」真っ只中。世の中、本当に1年後にどうなっているのか、まったく予測がつかないものだと、改めて強く思い知らされる。

 

そして、今日の日本経済新聞の朝刊1面には、

「トヨタ自動車やキヤノン、日産自動車、ホンダ、島津製作所、味の素、SRLなど約20社は世界で広がる新型コロナウイルス感染症の対策向けに、日本や海外で持つ特許などの知的財産を広く無償で開放する。ウイルスの検査や治療技術、医療機器などの開発を、企業や研究機関などが進めやすいようにする。世界経済に深刻な影響を与える新型コロナ感染拡大の早期収束へつなげる。今後も幅広く企業に参加を呼びかける。」とのこと。これにより、「各社が独自で持つ全ての特許権、実用新案権、意匠権、著作権を新型コロナウイルス感染症の対策に限って原則として無償で使えるようにする。海外企業も使用できる。世界保健機関(WHO)が同感染症の流行の終結を宣言するまで、権利を行使しない。開放する特許は数十万件以上とみられる。」とのこと。

本当に、国も企業もそして医療機関も、「打倒コロナ」に向かって総力を挙げて日々様々な手を尽くしている。

臨床医や産業医の間でも、新型コロナウイルス感染症関連の新しい情報を、惜しげもなくお互いにシェアするようになっている。それにより、世の中の患者さんや働く方々のために1秒でも早く役立ててもらおうとする動きが盛んだ。

 

私自身も日々の生活や業務の中で、この未曾有の緊急事態に微力ながらも役に立っていけるように、積極的に情報交換したり、勉強したり、実際に活動に移したりと、改めて気を引き締めながら、これからの1年間頑張っていきたいと思う。