7月 2020

実は、東京オリンピックのチケットが当選していた。

僕の手帳には、今でも7月26日 女子ハンドボール(9:00-12:30)と書かれてある。

 

なぜ、女子ハンドボールなのかというと、あまり理由はない。実際開催されていても、この試合はおそらく日本戦ではなかったと思う。

そこはまさしく、「参加することに意義がある」主義である。たまたま日曜日でスケジュール的に予定が空いていてそうであったから、この日に申し込んでいた。

 

最近は、オリンピック参加に対して「参加することに意義がある」といった言葉も聞かれなくなってしまった。それくらいに競争が激しく、プロやそれに近い人達のみが参加できるハイレベルな大会になっているということであろう。

 

とにかく会場に行ってみれば、「百聞は一見に如かず」でオリンピックという4年に1度の祭典について様々なことが感じられたのではないだろうか。

 

実はこの7月26日、4月から変更になった「医師の働き方改革」関連の講演会の演者依頼、そして3月から変更になった「全日本医家管弦楽団」の定期演奏会の予定日として、手帳に書かれている。

新型コロナウイルス感染症の影響がこれほど拡大することがなければ、僕は実際、どのようなスケジュール管理をしたのであろうか??

 

ただ、これらも結局はすべてキャンセルになった。実際の7月26日は、GoToキャンペーンにも行かず、梅雨が明けない曇り空の中、家から1歩も出ずに普段と変わらない週末を過ごしている。

 

万が一、来年のオリンピックまでにワクチン接種が、ある程度日本の中でも行えるようになり、オリンピック開催ができる目途が立ったとしても、恐らく無観客もしくは観客数制限を行わざるを得ない状況になると予想する。

そういった意味では、各競技の予選の試合は、正直、そのほとんどが無観客試合となるのではないだろうか。

今後、当選チケットのキャンセル手続きが始まれば、日本戦でもなければ、僕の予選チケットもキャンセルの手続きをとらざるを得ないと考えている。

そもそも、この4連休は本来、東京オリンピック開催に合わせて作られた連休であった。

そして、この日に合わせて、都内の本当に様々な場所で開発・再開発が行われてきていた。

実際にその様子がよく分かるのが、都内の電車や地下鉄の駅構内や乗り換え通路など、多くの人が行き交う同線部分である。

 

バリアフリー化されて、エレベーター設置が行われていたり、通路が広くなったりと、より快適に生活できるようになっている。特に、渋谷駅や新宿駅などは、本当によく考えられていて、見事だなと思う。

 

月に1回、飯田橋駅付近の仕事があり、予め下り階段を利用できるように、4号車に乗っていた。直前まで携帯で新聞を読んでいたのだが、駅について顔を上げると、普段は日が当たって明るい感じなのに、階段の陰になっていて暗い感じだった。「えっ⁈」と思いながらホームに降り立つと、やはり風景が違う。いつもの下り階段も無いので、思わず人混みの中にも拘わらず立ち止まってしまった。

すると、いつも凄いカーブを描いていたホームが、ほぼ直線になっている。

そこで初めて、駅の改良工事を行い、駅のホーム自体を少し四ツ谷側にずらしていたことを思い出した。

 

実は、飯田橋駅はビックリするぐらい駅のホームが三日月のようにカーブしていて、ホームと車両の幅が結構空いてしまっているところも多かった。知らずに降りようとすると、隙間に落ちそうな気がしてかなり焦る方も多かったと思う。

僕が乗っていた4両目が、今までの最後尾10両目辺りのような感じになっている印象だった。まだ、旧来のホームも残っているので、飯田橋駅のホームの長さは新幹線ホームくらい長く、しかもS字カーブを描いている状態で、非常にインパクトがあった。

 

そして別の日に、今度は秋葉原駅で乗り換えをしようと思い、エスカレーターで上がっていくと、これまで本屋さんがあった場所で、何人かが壁一面にあるものに向かって、結構真剣に物色をしていた。

近づいてみると、ガチャガチャが3段積みあがった状態で、幅10mほどズラッと並んでいた。色調が今までのような白地がベースではなく、茶色がベースだったので、子供向けっぽさが抑えられ、今風な感じを醸し出していた。

ガチャガチャの内容は、本当に様々で、定番のアニメキャラクターや恐竜ものから日本文化を感じるお土産用のものまで非常に幅広いジャンルが網羅されている。

本来、オリンピック開催していれば、インバウンドの観光客が大勢集まっていたであろうことが容易に想像された。

 

来年のオリンピック・パラリンピック開催も危ぶまれてきているが、確かにそれに向けて東京も色々と準備を行ってきて、そのお披露目が次々になされている。

新型コロナウイルス感染症の影響で、物悲しいリ・スタートとなっているが、バリアフリー化も多くの箇所でなされており、あらゆる人が生活しやすい街づくりが進んでいることは間違いない。

そういった多くの人達が地道な努力を行ってきたことを評価・承認することも、忘れてはいけないと思う。

今年の夏は、まだ梅雨が続いており、それほど暑くない日も多い。

そして、京都の人間としては、祇園祭も開催されず、何とも夏を感じにくい思いである。

 

子供の頃から、祇園祭は不思議なお祭りだなと思っていた。

一般的なお祭りであれば、神輿を担いだりして「わっしょい、ワッショイ」と大声を出して盛り上がっていくが、祇園祭は基本、眺めるお祭りの感がある。

もちろん、三条・四条辺りの街中で育った人達からすると、山鉾に乗ってお囃子を演奏したり、山鉾巡行で動かしたりする参加型のお祭りなのかもしれない。

 

そんなことを言えば、葵祭も時代祭も眺めているだけのお祭りである。ただ、京都の人間からすれば、祇園祭だけはそれなりにエキサイティングなのである。

何故なのかと聞かれると、きちんとは答えられないが、一つは京都の蒸し暑い夏に開催されていることが挙げられると思う。

そして、祇園祭は山鉾巡行の当日よりも、宵山・宵々山の夜の方が盛り上がっている。その時間帯に街に繰り出すと、京都の碁盤の目の大通りも小路も、とにかく人人で埋め尽くされている。みんな浴衣を着たり、団扇を扇いだりと、京都らしさを個々に演出し、露天商もたくさん出ていて、街中のどの飲食店も満席で非常に活気に溢れている。

数年前に、土曜日が宵山で、家族三世代で四条に繰り出して、あまりの人の多さに家族全員うんざりしてしまった覚えもある。

 

そういった活気溢れる祇園祭を経て、例年、いよいよ京都は夏本番の蒸し蒸しする猛暑日が始まっていく。そして、夏休み中、連日ずっと熱帯夜だったような年もあった。

 

今年は、梅雨が長引き、祇園祭もなく、しかも夏でもマスク着用で外出する必要がある。観光客もまばらで、まさに異例づくしの夏である。

そして、関西の夏と言えば、夏の甲子園や大文字の送り火でクライマックスを迎えていく。

 

ただ、これだけ東京だけでなく、関東一円・京阪神エリアの感染者数が急激に増えてきてしまうと、GoToキャンペーンどころか、甲子園開催も含め、様々な夏のイベントや催しが次々に中止となっていくかもしれない。

できる限り外出を控え、オンラインでできることはなるべくオンラインで行い、何とか感染者数のピークを抑えていくように、国民一人一人が引き続き気をつけていくしかないのかもしれない。

皆さんは、どの様に対応されているのだろうか?

レジ袋が有料になって、今流行りのエコバッグをすでに持ち歩いている人もいるかと思う。

僕はとりあえず、今までのコンビニでくれていたビニールのレジ袋を丸めてコンパクトにしてカバンの中に入れている。

 

先月、大丸東京店でたまたまお惣菜を買う機会があったのだが、大丸では6月から有料化が始まっていたそうで、全く知らずに持ち合わせもなく、数円払ってレジ袋も買った。それ以来、自分の中では警戒感!?が強まっており、注意するようになった。

 

今月、新幹線に乗る機会があって、新幹線構内のお店でちょっとしたお土産用のお菓子を買おうとしたところ、レジ袋は有料ですと言われた。物も小さかったので、袋は要りませんと辞退したが、いよいよ今後は、旅行先などでもレジ袋やエコバッグのことを常に意識しておく必要があるのだなと、改めて感じた。

 

自然環境に配慮した取り組みであるし、レジ袋の有料化は、僕自身は賛成である。

ただ、忘れ物の多い人間からすると、うっかり持ち合わせがないことも少なからずあると思うので、その度に数円払うことになることだけは、残念ながら覚悟しておかなくてはならないとも感じている。

 

ニュースでは、レジ袋が有料となり、消費者が買い控えする恐れがあると言っていたが、その通り、僕自身はついつい買い過ぎないようにするきっかけにもしていきたいと思う。経済の活性化には水を差してしまうが…。

 

そして、マイクロプラスチックの削減ももちろんだが、こういった取り組みからさらに発展して、もっと様々な環境保全活動に多くの人達の関心が広がっていければいいなと思う。

今年、本当に劇的に変化したことと言えば、Webミーティングに代表される在宅勤務や様々な会議体がWebで行われることになったことであろう。

 

今までは「うちの会社は在宅勤務については全く考えていません」と言っていた企業でも、一連の新型コロナウイルス感染症の影響で強制的に在宅勤務が余儀なくされたところも少なからずある。

その中の何割かの企業は、意外にも始めてみたらかなり快適なので、今後も積極的に利用していきたいと態度が一変したところさえある。

 

そして、私自身もWebでのオンライン会議も、様々なツールがあることを知った。

やはり、一番多いのはZoomであるが、それ以外にもCisco Webex、Google Meets、Skypeと、僕もホスト側がURLさえ送ってきてくれれば、大抵対応ができるようになってきた。

 

さらに、今や、次回の打ち合わせの日程が決めった時点で、最後は何も言わなくても、「では近くなりましたら、URLをお送りします」と返事がされてくる。それを見て、「ああ、今月も直接訪問をしなくていいんだ」と、思わされることもしばしば。

1年前では、全く考えられなかったことが起こっていると感じる。

 

Web会議の中でも、Zoomの利用頻度はかなり多いので、僕自身も一念発起して、有料の講習会を受けてみた。

自分がホスト役をすることがまだまだ少ないので、説明されたことをどれくらい理解できて使いこなせるかは、はなはだ疑問であるが、やはり知らないことも多く大変勉強になった。

 

それまでは、いつもZoomに入った時に音声がオフになっており、その対応が分からず、もう一度入り直したりして、バタバタしていた。

しかし、世の中こわいもので、失敗を何回か繰り返していくうちに、IT一般が苦手なおじさんでも、少しずつ慣れてくるものである。

 

最近は、あまりに直接会うことが無くなってきて、名刺交換もオンライン上になってきたとのこと。この先、遠隔の勤務や会議はどこまで進化していくのであろうか。

昨日に続いて、本当にこの激動のコロナ時代の変化の中を、何とか振り落とされないように生き抜いていかないければいけない…。

 

プロ野球が開幕して、毎晩のニュース番組のスポーツコーナーが通常通りに戻ってきた感がある。

 

その日あったスポーツの速報を、その晩にダイジェストで見ることができる楽しみというのは、本当に有り難いものだと、改めて感じる。

今までは、それがあまりに当たり前過ぎて、何とも思わなかったが、やはりスポーツが日常にあるということは、大切な生活の一部であると思う。

 

前例のないことばかりの中で、スケジュールにしても、健康管理にしても、本当に当事者の選手達は大変だと思う。そんな状況下の中でも、しっかりと結果を残さなければならない仕事とは、何と過酷な仕事なのかとも思う。

我らが阪神タイガースは、見事な開幕スタート失敗。ただ、これさえ、昔から見てきた光景と言えるので、全く試合がなかった時期に比べれば、夏の風物詩が戻ってきてくれたくらいの感覚である(苦笑)。

 

 

純粋に久々に野球の試合を見て、非常に新鮮に野球観戦できているところがある。無観客試合で、本当のプレーだけに集中してみているということもあるのかもしれない。

そこで思うことは、プロ野球も観客がいなければ、僕らの知っている両チームからの色々な声が聞こえてくるのだという、当たり前のこと。

ただ、あまりにも聞こえすぎるので、普段言っているヤジなどは飛ばさないでいるかもしれないが…。

 

そして、やはりミットに入っていく、ピッチャーが投げた鋭いボール音や、ホームランを打った時のバット音は、僕らが聞いたことが無い物凄い音を聞くことができる。これは、今年だけの貴重な機会であると言える。

これらの音を聞きながらプロ野球を見ると、改めてプロの野球選手はすごいなと感じる。

 

また、本当に若い年齢の選手が主力として大活躍していること。25歳前後の選手で、日本を代表とする選手も多い。

一般社会では、まだまだ新米クラスで働いているような世代が、プロ野球で活躍し、しかも日本代表として外国人選手相手に全く引けを取らないプレーを魅せてくれている。

 

ただ、今日の日本経済新聞の朝刊にも載っていたが、今や優秀な人ほど若い人が企業しているとのこと。プロ野球のベテランもそうかもしれないが、我々おじさん達も、ただぼ~とテレビ観戦しているだけでなく、若い人達に振い落とされないように、この激動のコロナ時代の変化の中を生き抜いていかないければいけない…。