実は、今月から体育大学で非常勤講師をさせてもらうこととなった。
健康運動指導士の資格を取っていけるように、医学的な観点の試験範囲について講義を行っていく。
依頼された講義は、90分授業が14~15回分。スライド作成だけでも相当な数となる。
僕自身は基本的に普段から、1分1枚のスライドのペースでスライド作りを行っていこうと思っているので、1000枚以上のスライドが必要となる計算となる。
しかも、14回の講義で効率よく、内容が重複したりしないように予め配慮しておかなくてはならないことに気がついた。
そうすると、最初の講義を行う前にある程度、内容に合わせてスライドの割り振り作業も必要となる。
このため、本の執筆活動が終わって、やっと一息つこうと思っていた矢先に、この1000枚以上のスライド作成に追われ始めた。
またまた言い訳になるが、このため、再開しようとしたブログも、これにより、またまた(何度目?)中断を余儀なくされてしまった。
しかも相手は大学生。体育学部とは言え、内容が詰まらなければ授業中の雰囲気が壊れてしまうことは目に見えている。
今までに大学で講義をしたことがある先生方に聞いてみると、医学系の学部であっても、私語が多く、憤慨したと怒りをあらわにされていた先生を何人も見てきた。
そのため僕も、なるべく授業が崩壊しないように注意をしながら、初めての講義を行った。
幸い、思った以上に一生懸命に聞いていただけたのでほっとした。ただ、また色々としゃべりすぎてしまって、その日話したかった内容をすべて話し終わることができなかった。この辺りの時間配分は、今後気をつけなくてはならないと思う。
ただ、医療費の高騰もあり、これからの時代は、予防に重きを置いた取り組みが、地域でも職域でも強く求められていく。このため、運動のスペシャリスト達が、医学的知識をしっかり学び、それをベースとして、どんどん予防医療の領域で活躍していってもらえればと思う。
スライド作りを含め、講義を行うことはやはり大変だが、是非、未来ある人達が自立し羽ばたいていってもらえるように、サポート支援していければと思う。