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「目標を次々に達成する人の最強の勉強法」(猪俣武範;ディスカバー)を読んでみた。サブタイトルは「ハーバードx MBA x医師」。

まったく知らなかったのだが、著者は順天堂大学卒で、僕の後輩だった。しかも高校は僕の息子の先輩ということになるらしい。

 

自分より後輩であり、「ハーバードx MBAx医師」という、何ともいけ好かない肩書きだが、本を読み進めていくと、なるほどと何度も唸らされてしまった。やはり、マルチタスクを達成していく人は、考え方が非常にしっかりしていると脱帽せざるを得なかった。

 

特に素晴らしいなと感じたのは、「目標から逆算して考える」という考え方と、「10%の時間は「意識的に」新しいことに使う」という考え方。

この中で、グーグルの有名な「70/20/10」を紹介されていた。勤務時間のうち70%をコアビジネスに、20%をコアビジネスの延長に、残り10%を全く新しいプロジェクトにそれぞれ使うというもの。この比率に保つことで柔軟性と融通性が生まれ、常に新しいアイデアや戦略が生み出されるとのこと。そのためには、無駄な時間を減らし、意識的に10%の時間を本業以外に確保すること。そして、10%の時間に本業以外の人と過ごすようにすること。こういった新しい投資を行うことが大切だと説いていた。

 

僕自身も行ってきたことを、著書の中で紹介されてもいて、共感する箇所も多かった。

「隙間時間を活用する」「蛍光マーカーを活用する」「勉強にお金を惜しまない」「英語のライティングはグーグルを使って学ぶ」「発言することで自分の意見や思考を磨く」「意識して清掃の時間を作る」といった項目である。こういうことを、自分と違って若い頃から明確に意識しているという、モチベーションの高さは本当に素晴らしいと思う。

 

これからの時代、いかに新しい発想を思いつき、早くそれに突き進んでいくことが今まで以上に重要な時代になってきている。そのために、普段から副業をしたり、余暇を楽しんだり、本業以外のことに触れておくことが大切になる。そのためには如何に時間の無駄を省き、隙間の時間を活用することが必要となる。そして、自分の目標を達成していくためには、逆算して時間管理を行っていく…。やはり、そうやって理論的に自分の目標に向かっていくことは、本当に大切なことだと感じる。

 

まだまだ自分自身の方針が定まっておらず、まず目標に向かってどうしていけばよいのかを知りたい時に、最初に手に取る本として、この本は分かりやすく、網羅的にきちんと書かれているので、非常にお勧めな本になると思う。

 

後輩でありながら、教えられることがたくさんあった。そして、僕自身ももっと頑張っていこうと思わせてくれる1冊でもある。