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昨今、仕事の両立支援について、ご存知の通り、日本の中で具体的な対策が示され、関心も高まってきている。

この週末、日本産業衛生学会全国協議会に参加したところ、「治療と仕事の両立を実現するために何が必要か?」というテーマで、何名かのシンポジストがお話しをされた。

 

まず、神奈川産業保健総合支援センターの渡辺哲先生が、「神奈川産業保健総合支援センターの取り組み」をご紹介された。

このセンターでの両立支援の内容として、事業場向けのセミナーや個別訪問支援、労働者と事業場との個別調整支援、神奈川県内の4医科大学との連携など、様々な形で支援をされていることがわかった。

 

また、東京慈恵会医科大学の須賀万智先生が、今年度に「療養・就労両立支援指導料」等が診療報酬改定で導入された後、病院内で両立支援を開始された事例を報告された。

積極的に両立支援を開始されている慈恵医大でも、まだ10例ほどしか症例がないとのこと。ただ、その具体的な内容を聴けたことも参考になったし、どういう風に取り組んでいくべきかという、考え方も教えていただき、大変参考になった。

 

今後、特に中小企業の労働力不足が叫ばれる中で、この様に医療者のサポートがなされることにより、一人でも多くの労働者が、両立支援を受けながらでも、働き続けやすい社会にしていければと改めて感じた。