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最近のニュース等で、来年度の9月入学は見送りといったことが報道されていた。

確かに、この新型コロナウイルス感染症のパンデミックの状況下で、感染症対策以外の仕事を増やすことは得策ではないと思う。

ただ、今年の学年の生徒や児童のことを考えると、他の話題と同様に、ただ単に議論を先送りして、慎重に物事を進めた方がいい案件と考えてよいのであろうかと疑問を持っている?

正直、このブログ内では、あまり政治的な内容を書き込むことは極力避けたいと思っているのだが、ここは国民みんなでしっかり考えるべきだと思う。

 

先週もNHKテレビで、大会3連覇中の強豪高校生たちの心境を取材した番組があった。それを見ていて、本当に気の毒としか言えず、そしてどんな声をかけてあげてよいのか、僕には全然わからないと思った。

このまま、今の学年が来年3月で終わってしまうようなことがあれば、部活動だけでなく、修学旅行や文化祭・体育祭などの恒例行事もことごとく中止になってしまう可能性が極めて高い。

特に小6・中3・高3生にとっては、最後の行事であったり、もう一生体験することのできない行事であったりするかもしれない。それを、大人が簡単に中止して、君達は我慢しろと決めてしまってよいのだろうか。彼らのこれからの人生にぽっかりと穴をあけてしまったり、大きなチャンスの機会を乱暴に奪ってしまうことにならないであろうか。

もっと大人が思っている以上に重大なことだと受け止めて、徹底的に議論を行い、かれらのこの瞬間を最大限に熟慮してあげる必要があるのではないかと感じている。

 

そういった中で、来年度の入学を9月にすれば、その5カ月間で様々な大会等も開催できるかもしれない。そうすれば、工夫すれば来年の夏に、夏の甲子園大会も今の学年のメンバーで、ある程度の形で開催できる可能性も出てくる。

 

先日もブログに書いたが、我々大人達は、若い頃にこのような学生生活に壊滅的な影響が出る出来事を経験していない。しかも今回は、学生紛争といった政治的なものではなく、未曾有の長期間に及ぶパンデミックである。

 

いよいよ、学校が再開され始めている。ただ、まだまだ全員が教室に集まって、通常の授業が行えるといったこととはほど遠い形でしかない。実際に、そういった今まで通りの授業が行えるようになるのはいつ頃になるのだろうか? もしかしたら、半年後も上手くできていない可能性も考えられる。それで、本当に3月で今年度を終了させることができるのだろうか?

 

今後の学校再開に伴って、どんな新たな問題が出てくるのか、そういったことも含め、しっかり状況判断を行いながら、もっと多くの大人達がしっかり心を込めて、子供達が納得して人生が送れるような判断していくことに意識をむける必要がある。

 

彼らが、大人になった時に、悔恨の念をできる限り残さないように。