「アメちゃん」配る印象の大阪 消費は全国下位

こんなご時世に、だいぶしょーもない話題で申し訳ない。

日本経済新聞の2020年2月28日関西地方版に、ちょっと気になってしまった記事があった。

タイトルは「「アメちゃん」配る印象の大阪 企業多いが消費は全国下位」というもの。

UHA味覚糖の「パインアメ」、「はちみつきんかんのど飴(あめ)」のノーベル製菓、金平糖の大阪糖菓等、大阪市には誰もが知っている飴会社が多く存在する。

そして、御多分に漏れず、関西育ちの僕も子供の頃はよく、近所のおばちゃん(敬意を込めた呼び名)達に「アメちゃん持っていき!」とか「アメちゃんあげよか!」などとよく声をかけてもらい、実際にアメちゃんを貰ってご機嫌になっていたことを今でも覚えている。

ご存知かもしれないが、昔からとにかく関西ではみんなが飴のことをアメちゃんと呼んでいた。

 

関西では、おばちゃん達はみんな例外なく、不思議なくらいアメの1つや2つ必ずバッグの中に入っていた。そして、それを惜しみもなく周りの人たち配っていた。それが、いい意味でのコミュニケーション手法となっていたと思う。やはり、アメを1つもらうだけでも、その場の雰囲気は和やかになることは多い。

そういえば、関西以外の女性陣もアメの1つや2つ必ずバッグの中に入っているのだろうか??

 

しかも、驚いたことに、実は大阪市はアメ購入額が全国でも低いとのこと。これは知らなかった。

「総務省によると、2016~18年の1世帯あたりの平均年間支出額は2047円と調査した52市のうち40位。堺市は2219円で17位、首位は2678円の大津市だった。」と報告している。

 

大阪のおばちゃん達は、バッグには入れているが、あまり普段は飴をなめたりしないのであろうか?

大津市が全国1位というのも、驚いた。特に大阪も京都も滋賀も、それほどアメの消費量に差があるとは、実感としてはイメージが湧かない。

それとも、大阪のおばちゃん達よりも、大津の女性陣はバッグの中にたくさんアメちゃんを入れているのだろうか?

今度、滋賀の友人に会ったら、是非聞いてみたいと思う…。