新庄Big Boss!!

新庄が監督になった!!

しかも、Big Boss!!

 

北海道日本ハムファイターズというチームは、またしても「日本のプロ野球の革命」を起こしてしまった(と思う)。これで優勝してしまったら、コロナと同じぐらいに大騒ぎになってしまうのではないか⁉

と、そこまでは言い過ぎかもしれないが、物凄い反響になることは間違いないであろう。

 

実は、金本監督時代に、新庄に外野守備コーチをやってもらえればと、僕自身は勝手に思っていたことがあった。それは、あるバラエティー番組を見ていたことが影響している。

ちょうど金本が監督をしていた頃に、そのバラエティー番組では、バリ島まで現役当時、新庄と一緒に活躍していた元阪神選手が、新庄剛志に会いに行く企画であった。

そこで登場した新庄剛志はどこか少し寂しそうに見受けられた。体は引き締まっており、無駄な贅肉は無く、(家の敷地内?で、マウンテンバイクのレースができるように整備された場所があり、)マウンテンモーターバイクをアクロバティックに乗り回している、相変わらずの派手なパフォーマンスであったが、日本を離れ、みんなが自分のことを忘れ去ってしまっているということが、生まれつきのスーパースターには耐えられないといった感じであった。

 

ただ、元プロ野球選手同士の会話の中で、両リーグでゴールデングラブ賞を受賞した新庄の外野守備に対する高度なレベルの内容もあった。特にセンターからのバックホーム返球する際のグラブの位置やその送球についてのこだわりは、やはり一流のコメントであった。

確かその時に、「本当は僕に外野守備コーチをやらせてもらえれば、もっと阪神の外野守備も必ず上手させてあげれるのに」といったことも、ボソッと語っていたと思う。そのコメントが僕にとって、非常に印象的でもあった。

 

新庄をデビュー当時からずっと見てきたトラキチの一人としては、新庄剛志の魅力は何といってもセンターでの守備であったと思っている。

もちろん、巨人戦で敬遠球を打ってサヨナラ勝ちしたことも、強烈に覚えているし、とにかくチャンスには何かしてくれるのではないかという、データ度外視の期待感もあった。

ただ、守備範囲が広く、常にバックホームを意識した守備は、本当に格好良かったし、安定感があった。

 

すでに秋のキャンプで、そういった手堅い野球の側面も垣間見始めているが、是非、新庄BigBossの一流選手として長年活躍できたプロフェッショナルな一面も、是非とも北海道の地で、ふんだんに活かして強いチームを創り上げていってほしいと思う。

 

 

実は、このブログの文章を偶然にも、新千歳空港から札幌に向かう電車の中で書いている(実際にはPCに入力している⁉)。ちょうど北広島駅を過ぎたところで、現在新しい球場が建設中で、夜でもたくさんの明かりが灯っている。

これが数年後、実際の新庄BigBoss劇場として、日本中を沸かせることになるのだろうか?

それを想像すると、オヤジながらにワクワクしている自分がいる…。