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2016年8月に発刊された「「言葉にできる」は武器になる」(梅田悟司;日本経済新聞出版社)を読んでみた。これも、家の中で山積みされていた1冊である…。

 

この本の著書の梅田悟司氏は、株式会社電通でトップコピーライターなどとして活躍されている方とのこと。

 

いくつか印象的であった言葉があったのだが、「気持ちを整理し、さらけ出す。その熱量に心は動かされる」や、「気持ちをはっきりと認識できた時、言葉は自然と強くなる」といった、気持ちが大切だということを伝えてもらったと感じた。

このことは、大変共感する部分であるとともに、自分自身、もっとこういったことにこだわる必要があるということも、非常に思わされた。

 

そして、これは音楽を演奏している時にもずっと感じていたことだな、とも読みながら考えていた。

本文中に、「美しい文章や言葉が、必ずしも人の心を動かすわけではない」といった内容も、何度も出ていた。これは、楽器を演奏している時や音楽を聴いている時に、僕自身、何度も経験していることでもある。

例えば、幼稚園生の学芸会での演奏の発表等は、実の親などでなくても物凄い感動を呼ぶことが多々ある。これはまさしく、「上手ではないけれども、多くの人の心を揺さぶることができる」ことの象徴的な演奏と言えるのではないだろうか。

逆に、いくら楽器が上手でも、自分のやりたくない曲を気持ちがこもらずに演奏した時など、寒々しいほど聴衆者の反応は冷ややかになることがある。

音楽や言葉といったものは、「内なる心」にいかに響かせるようにしていかなければならないかということに、結局行きつくのかもしれない。

 

そういった意味では、音楽をやってきて、その感覚を長年体感してこれたということは、大変良かったかなと思う。これをプレゼンテーションする時や名刺交換する時などに何とか活かしていける様に、日頃から自分が言おうとしたいことを、気持ちを込めてしっかり「自分の言葉にできる」ように頑張っていきたいと思う。