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2015年11月に初版された「社員29人以下の会社を強くする50の法則」(金村秀一;明日香出版社)を読んでみた。これも、家の中で山積みされていた1冊である…。

 

著書の金村秀一氏は、自らも長年中小企業の経営者を続けて来られた中で、様々なことを考え・取り組み、現在は「社員数30人以下のヒト・モノ・カネの悩みを解決するために成功し続ける社長の経営塾”100年塾”」も主宰しているとのこと。

 

少し古い本ではあるが、非常に大事なポイントが多く含まれており、大変参考になることが多かった。やはり、それは自らの体験から得たものを具体的に言葉にされており、一つ一つの言葉に非常に説得力が出ているのではないかと感じた。

 

幾つも印象的な言葉があったのだが、少しだけ例挙させていただきたい。

まずは、「マニュアルを社内で機能させ続けるためには、その業務の実施直後から、すぐにマニュアルをバージョンアップさせていくことが重要」。

もしかしたら、そういうことをしておくと上手くいくんじゃないかな、とは思っていたが、実際にそれを実行している方達がいるんだと分かり、本当に頭が下がる思いがした。

今後、働き方改革を実行していく上で、いかなる業務であっても、社員の誰でもが担当できる必要性が高まってきている。このため、マニュアルをバージョンアップさせておけば、翌年担当者が新しいメンバーが担当することになったとしても、スムースに対応していくことができる。

 

次に、「社員満足度を調査する」こと。巷ではよく「うちの会社には優秀な社員がいない。もっと優秀な人材がほしい」ということを聞くことがある。しかし著者は、これは単なる勘違いだと断じている。「会社というのは不思議なもので、今の会社の身の丈にあった社員が入社してくる。もし優秀な社員が入社してきても、会社の風土に合わなければ、その社員は辞めていく」と書かれている。「優秀な社員がいないのであれば、それは会社の環境が整っていないからであり、社長が優秀ではないからです」。

また、「会社から信用されていない社員が、会社のことを信用することはありません。社員の会社に対する不信感が高まり、離職率が高くなる。そして、サービス提供のクオリティが下がり、結果としてお客様の満足度を下げる」ことになる。

本当にその通りだと思う。さらに、会社の風土を良くしていくためには、「能力よりも考え方(価値観)が合っていること。価値観は放っておくと、どんどんずれていきます。定期的に価値観を合わせる仕組みが必要です」。そのためには、「朝一番の時間帯に、社長自らが全社員に対して感謝する時間をあらかじめ確保する」とのこと。

本当に、素晴らしい取り組みだと思った。人は皆、「認められている」と感じられることが大切だと

、私も最近つくづく思うようになってきている。是非、著者を見習って、常日頃から周りの方々に、今まで以上に感謝の念を伝えるようにしたいと思う。