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今月、以前から気になっていた漫画「うつヌケ」(田中圭一 著、角川書店)を読んだ。

これは、ギャグ漫画家の著者ご本人が長年にわたり「うつ」で闘病生活を送ってこられ、色々と試行錯誤されながら克服されてきた闘病記でもある。

 

さらに、多くの「うつ」を克服された方々をインタビューされ、それを読み切り型の漫画スタイルでご紹介されている。

その企画力だけでも、非常に興味深いのだが、さらに「うつ」といっても色々なバリエーションがあるといったことも紹介されている。

 

漫画であるため、非常に読みやすいので、是非お勧めである。

 

唯一、かなり手塚治虫調の漫画なので、当時の手塚アニメと被ってしまうところがあり、絵だけを見ていると、つい「うつ」以外の話しが展開されていくのではないかと、私としては、少し頭の中で混乱を起こしてしまうところが正直あった。

しかし、話題にもなっただけあって、リアルな「うつ」を題材にした、そして今困っている人の助けにもなる、産業医としても貴重な推薦図書の一冊であると感じた。