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来月12日に、保健師さん向けにインスリン治療の講義を行う予定だ。

http://www.medical-tt.co.jp/seminar20181112/index.html

 

現在スライドを作成しているのだが、色々なサイトに参考になる資料がないかインターネットで調べたりもしている。そこで、インスリン治療の話しをする上で、大切なサイトを見つけた。

 

患者さんが実際にどのインスリン製剤を使用しているか、医療者が正確にキャッチアップすることは、初診外来においても、産業医面談や保健指導を行う上でも、当然ながら非常に重要なポイントである。

 

ただ、7年前の東日本大震災の時には、避難してきた人々が、実際に自分が服用している薬を持ち出すことができず、しかもおくすり手帳も持って来れないままに避難所に駆け込まれた方も多くおられた。このために、持病の治療が否応なしに中断せざるを得ない状況になった。

 

この反省を基に、糖尿病治療においても、今後極力そのようなことがない様に対策を求められた。

そこで、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会は、震災以降、インスリン製剤一覧表を、各インスリン製剤メーカーの協力を得て、無償でインターネット上にて公開するようにした。

その後も、基本的に毎年、このインスリン製剤一覧表は更新して新しいものになっていった。

今年8月にもさらに改訂され、いつでも日本糖尿病学会のホームページ上で閲覧できるようになっている。http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?page=article&storyid=25

 

メーカー各社の垣根を越えて、全てのインスリン製剤が記載されているため、震災等の災害時だけでなく、通常の診療時や産業医・保健師面談時にも、正確な服薬指導や保健指導を行うためにも、是非積極的に活用していきたいものだ。