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先日、伝塾の有志で、労働衛生コンサルタント受験対策勉強会があり、参加してきた。

残念ながら、まだ受験資格が揃っていないので、自分はまだ受けられないのだが、結構口述試験が大変だという話を聞き、予めどんなものか知っておく必要があると思っていた。

 

そもそも労働衛生コンサルタントとは、国家資格を持って、職場の労働災害、職業性疾病の未然防止や再発防止対策の方法・考え方を具体的に事業者に助言する専門家のことを言うそうだ。

そして、その受験資格として、医師の場合は、厚生労働大臣が指定する講習を修了した後、口述試験が必要となる。

 

この口述試験で、かなり踏み込んだ内容の質問をされるとのこと。

その質問範囲は多岐に渡り、メンタルヘルス対策や過重労働対策といった健康の分野から、職場巡視・作業環境管理といった安全の分野まで幅広く質問されることとなるそうだ。

 

例えば、新聞報道等もされた、工場内の化学物質の暴露による社員のがん発症多発といったことが発生しないようにするために、「ある有機溶剤の暴露があった場合に、どのように対応することが必要か?」と言った質問がされる。そして、「その再発予防策について、リスクアセスメントする場合は、どの様に行いますか?」などとどんどん質問も追加されていく。

 

実臨床しかしてこなかった内科医としては、本当に知らないことばかりで、かなり大変な試験なのだなというのが、正直な感想である。

しかも、一つ一つ答えていくと、さらに「他には何かありますか?」と何度も追加で質問されることもしばしばとのこと。そう質問される度にどんどん不安になっていくと思う。これを予め払拭しておくために、どの程度まで答えていけばよいのか、すでに合格している伝塾生のドクター達に、模擬面接官になってもらい、実際に先日口述試験対策を行っていた。

 

今年の受験生の先生方のレベルの高さに驚かされ、これはかなり必死になって勉強していく必要があると、改めて思い知らされた。安全衛生や法律関係については、本当に知らないことがたくさんあり、この年齢で覚えられるのか、かなり不安である。しかし、先生方の頑張りを見て、自分も来年受験を目指して、まずはしっかり勉強を始めてみたいと感じた1日でもあった。