引っ越作業をしてみて思うこと

先日ご案内した通り、事務所を移転した。

主な引っ越し荷物は、本や書類関連と2つの本棚だけだったので、実際には、いわゆる単身赴任用の引っ越しパックのような形で、引っ越し業者にお願いをした。

 

結果として、あまりにも引っ越し業者の若者(20歳前後と思われる)2人の手際がよく、「あっ」という間に作業が終わったという感じだった。

 

今風に、事前にオンライン打ち合わせがあり、その後すぐに段ボールが送られた。このため、事前に段ボールに大半の書類は箱詰めしておいた。

それでも、こまごまとしたものが多少はあり、引っ越し当日、まだ少しだけ養生テープで段ボール箱のふたを閉めていないものなどもあった。

しかしながら、彼らが到着するや否や、書類しか入っていない重い段ボール箱を事もなげにガンガン台車に積み上げて、金属製の本棚も無駄なくスイスイ運び出してしまった。

 

慌てて、どうしようかと思っていたモノについても、とりあえず空の段ボール箱にフタもせずに入れたところ、それもあっという間に運び去り、事務所内が瞬く間に空になってしまった。

「それでは、移転先に移動します」とその華奢な若い2人が出ていくので、こちらも慌ててタクシーを呼び、移転先のビルへと向かった。

 

こちらもやっと彼らのペースに合わせられるようになってきたので、置く場所を明確に指定すると、いとも簡単にどこにもぶつけることなく、手際よく置いていってくれた。

 

正直、もっとモタモタ、こちらがイライラするような感じで作業されると思っていたので、それほど筋肉質ではない、今風の若者の手際の良さをみて驚いた。

差し入れに缶コーヒーを渡す時に、その旨を伝えると、「友達同士」でコンビを組んでこの引っ越し業者のバイトをしているとのこと。

 

むしろ友人同士だと、一緒にサボってしまって仕事に悪影響が出そうな感じもするが、その手際の良さは見事だった。

 

以前から3Kなどと言われ、今の時代は、肉体労働のキツイ仕事には若い世代はなかなか働いてくれないというのが、通説になっているが、こういった若い人達もいるのだということを実感できて、何か非常に勇気づけられる思いであった。

 

こちらはひどい不器用な人間で、片づけなどは最も苦手な作業であるが、彼らを見習って、手際よく引っ越しの後片付けをやろうと、背筋が正される気持になった。