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今年もいよいよ残り僅かとなってきた。今年、自分自身の中で印象的だったことを振り返ってみると、「漢方薬を処方するようになった」ことは、確かに今年大きく自分の中で変化した出来事と言える。

 

今春からあそうクリニックに毎週お世話になり始めたのだが、院長の麻生先生は、風邪の患者さん等に結構漢方薬を処方されている。

この院長先生に少しずつ教えてもらいながら、僕自身も漢方薬を処方し始めた。正直なところ、そもそも僕自身、漢方薬を服用したことはほとんど経験がない。このため、診療の中でも今までは、糖尿病神経障害でこむら返りを訴える患者さんに芍薬甘草湯を処方するくらいであった。

 

それが、今春からは風邪の患者さんに何種類かの漢方薬を処方するようになった。

特に印象的だったのは小青竜湯で、鼻水の症状を訴える患者さんに処方をすると、眠気の副作用がなく、どうしても仕事が休めない社会人の患者さんには非常に喜ばれた。

 

そして僕自身、過敏性腸症候群があり、若い頃から下痢と便秘にずっと悩まされてきた。そこで思い切って、桂枝加芍薬大黄湯を漢方として初めて服用してみた。

すると、下痢もしにくくなり、便通も改善した。ただ、初めて飲んだ時は、1日に3回もちゃんとした排便があり、逆にトイレに行くのが忙しくて、ちょっと笑えてしまった。

 

最近、僕の周りでも、漢方薬を処方する医師が増えてきている。なかなかそのニュアンスが分からないところがあったが、今後少しずつさらに勉強して、より多くの患者さん方に約立てるように、上手に漢方薬も使いこなしていけたらと思う。