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今週、「産業保健x遠隔医療の未来予想図」といったタイトルで、千葉大学の吉村健佑先生のご講演を聴かせていただいた。

現状の遠隔医療についてだけでなく、この制度が施行されるまでの経緯や、今後の医療者のコミュニケーション能力のあり方まで、幅広くご講演いただいた。知らないことがたくさんあっただけに、大変勉強になった。

 

遠隔医療といっても、診療報酬があり保険収載されているオンライン診療と、それ以外の遠隔診療についての違いも分かりやすく解説していただいた。特にオンライン診療については、今年3月末にガイドラインが作成され、オンライン診療料が算定可能な患者についてやその施設基準・保険点数などについても解説していただいた。

 

また、産業保健の中で遠隔での面接指導をどの様に実施していけばよいか、明確になっているところとそうでないところについてなど、対象者や面談環境などファジーな部分も私見を含めて説明していただいた。

 

 

話しを聴いていて、最終的には患者さんや社員の方々のために、どの様に遠隔医療を上手に役立てていくことができるかということを、我々医療者は今まで以上に真剣に考えなくてはいけないなと感じた。

そして、産業保健からの観点としては、遠隔医療を利用することによって、健康経営や企業の成長にいかに繋げていけるかを考える必要があると思う。

 

遠隔医療は色々な発展形が考えられる分野でもあるので、本当に有効であるのかしっかり検証しながら、もし有用なのであれば、前向きにきちんと議論を日本の中で進めていきたいものである。