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先日、第3回産業保健情報・政策研究会という会がありテーマが「ヘルスケアサービスの品質評価」であったので、このシンポジウムを聴きに行った。産業医大の先生方のご講演もあり、大変勉強になった。

 

産業生態科学研究所 作業関連疾患予防学の先生方からは、

地域別の産業医の実情や、事業所側が産業保健部門の業務量や人数の関係についてどの様に考えているかの調査結果などを教えていただいた。

産業医も徐々に首都圏は飽和状態になる傾向にあり、逆に地方はまだまだ不足な状態が続いていることなど、現状の産業医についてのデータを見せていただき、日本の中の実情がよく分かり非常に興味深かった。

 

また、健康診断の問診での必要項目とはどの様な項目なのかを、産業医専門医や保健師へのアンケート調査の形式で調査されていた。

印象的だったのは、所属や現病歴だけでなく、勤務時間や有害業務の状況も必要と回答されている割り合いが高かったとのこと。これまでの問診項目ではそこまで踏み込んで敢えて記載されていなかったが、確かに勤務時間や有害業務の状況についても、健康診断の結果と連動して、産業医や保健師が一目で見れることは、社員の安全配慮を行う上で大変有益であると思う。

 

その他にも、最新のヘルスケア情報について、色々な方面からゲストを呼んで、それぞれの先生方がわかりやすくご講演いただいた。今後も産業医の仕事を行う上で、産業衛生についての学術的なデータについてもっと勉強していく必要があると改めて感じた。そういう意味でも、今回のシンポジウムは得るものも多く、非常に勉強になった。