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今週、田村好史先生の講演を聴いてきた。

田村先生は、順天堂大学国際教養学部教授、順天堂大学医学部内科学 代謝内分泌学講座 准教授、順天堂大学スポートロジーセンター・運営委員長と、40代半ばの若さですでに、順天堂大学の中でも重要なポジションで働いておられる先生です。

2年前からは、スポーツ庁の参与も併任されており、今や日本を代表する「運動療法の大家」と言える存在なのではないだろうか。

実は、私の1学年上の先輩で、私が入局してからずっとお世話になり、また、一緒に仕事や研究をしてきた仲間の様な存在でもあります。

今回は、15年以上にもわたりずっと臨床研究に取り組んでこられた一連の研究成果を発表されていた。特に興味深かったことは、BMI23.0以上25.0未満の中年男性では、「脂肪肝+内臓脂肪を認めると、骨格筋のインスリン抵抗性が高まる」というデータを示されていた。また、運動不足等により、「骨格筋の筋肉の質が低下すると、メタボリックシンドロームを助長するだけでなく脂肪肝とも有意な相関関係を認める」ということも非常に興味深かった。これらは、私の後輩でもある竹野先生や船山先生、門脇先生らの研究結果でもあるのだが、これらの「肝筋連間」といった新しい概念も今後は念頭において、外来や保健指導を行っていきたいと思う。