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先週、病院内の働き方改革というテーマでの講演会を聴かせていただいた。

演者は、人事畑を40年続けて来られた河北 隆 先生だった。

先生は7年程、地方の拠点病院での人事を担当され、理事長先生と二人三脚で院内の働き方改革を実行されてもこられた。その時の苦労話を含めて、実際にどの様に改善されて行かれたかお話しをいただいた。

 

印象的だったことは、やはり理事長先生という医師である病院のリーダーがイニシアティブを持って、人事のプロに一任するという決断ができるか否かが、病院内での働き方改革を行っていく上では、非常に重要であるということをお話しされていた。

 

大手企業等であれば、幹部クラスがマネージメントについて研修を受けることは今の時代、あまりにも当たり前かもしれない。しかし通常、我々医師が組織のマネージメントについて学ぶ機会は、今までほとんどなかった。このため、マネージメント力やマネージメント手法については、個々のドクターのセンス如何にしか頼るところが無かった。

 

これを打開しようとするならば、川北先生のケースの様に、人事のプロに一任することを病院のトップの医師が決断すること。または、コーチングやチームビルディングなどの手法を経営者自らが学び、スキルを向上させ、それを自分の組織内に落とし込んでいくことであると考えられる。

ただ今後、医療機関でも急速に働き方改革が求められる時代になってきており、好む好まないに関わらず、病院長や看護部長などがマネージメントについてしっかり勉強し、実践していくことが必須になる時代に突入してきたと言えるのではないだろうか。