ゴルフを習い始めました

実は、一念発起してゴルフを習いだした。

15年くらい前に、医局でのゴルフコンペが始まるということで、何回かコースをラウンドすることはあったが、いずれもスコアは130以上で、完全なド素人であった。その後、子育てに忙しくなったこともあり、まったくゴルフをすることはなくなった。

 

当時、あまりにも上達しないまま終わってしまったので、ゴルフを再開しようにも、下手くそすぎて始められないといったことから、一念発起して、レッスンに通うことに決めた。

 

レッスンに通うにあたり、効率よく上達できればという思いから、色々とインターネットで検索して、結局個人レッスンを受けることにした。実際に見学に行ってみると、1球ごとのスイングが動画録画され、肩や腰・膝といった様々なポイントで客観的なデータが瞬時に出てくる。このデータを見ながら、自分のスイングの状態を知ることになる。

お店の説明によると、アメリカゴルフプロ(PGA)の選手たちのスイングの平均値が、各ポイントで産出されており、その数値と自分の数値の差によって色分けもしてくれる。

例えば、フォロースイングの時にどれだけ体が右に移動してしまったかのデータも分かる。このデータとスイング画像を見せられると、自分では動いていないつもりでも、かなり体重移動してしまっていることが分かったりする。

 

15年前、ゴルフが嫌になった理由として、特にドライバーで打つと、とにかくボールが異常なまでにスライスした。これをどの様に修正すればよいのか、自分ではさっぱり分からないまま断念してしまっていた。あるゴルフが上手なMRさんには、先生は縦振りのスイングですねと言われたこともある。ただ、「それがだからどうなの?」ということが全く分からないままに終わってしまっていた。

 

今回レッスンが始まり、初日にレッスンプロからは、ドローボールが打てるようになりましょうと言われた。そして、ドローヒッターへの挑戦が無謀にも始まった。

 

この動画画面では、時々、PGAのプロのスイング画像も見せてくれることがある。数値だけではイマイチ腹落ちせず、悶々としている時に、見せてくれるのだが、フェデラーやタイガーウッズのスイングなどを見せられると、あまりの説得力に愕然とすることがある。

一番衝撃的だったのは、先程のフォロースイングの時に右に体重移動しないために、多くのトッププロたちが左膝を(かなり)前に出していることであった。

そして、僕の縦振りを横振りにするために、かなりフォロースイングの時に背中側に振り上げていく練習をした時も、プロたちの画像を見せられて絶句してしまった。

何気なくテレビでプロゴルフの試合を見ているのと、実際にスイングのポイントを教えられてから見るのとでは、こんなにもプロのスイングに対する印象が変わるのかと驚かされた。

 

そして最近、やっとボールが右ではなく左に曲がるようになってきた。現在のところプッシュ気味に右に打ち出して、左にボールを曲げて、結果的にまっすぐの地点に飛ばしていく、いわゆるドローヒッターの理想の打球を練習中である。考えることが多すぎて、少なからず頭がパニックになりそうだが、非常に頭の体操にもなるスポーツだということも分かった。

 

また、これから随時、ブログでも進捗報告ができればと思う。