今月、家のリフォームで、2~3日自宅のお風呂に入れなかった。
工事中に雨が降っては何かと支障が出ることもあるので、好天に恵まれたのはよかったのだが、猛暑過ぎて閉口するところも少なからずあった。
実際に工事している人達はもっと大変だったと思う。
この間、やむを得ないので家族そろって近所のスパランドに行って風呂に入った。
コロナで真夏にもかかわらず、思ったよりも多くの人達がお風呂に入りに来ていた。
暑いのでどうかと思ったが、風呂の温度もだいぶ低くしてくれていて、予想以上に快適だった。
他にもジェット風呂やハーブ風呂など、色々と嗜好を凝らしており、案外夏場でも十分楽しめた。
何となくお年寄りが多いのかなと思っていたが、学生とおぼしきグループや小さな子供の家族連れなども来ており、意外に平均年齢は非常に高いということはなかった。
スパランド内にはお風呂だけでなく、ホットヨガができたり、理容室があったり、無料で読めるマンガがたくさん並べられていたりと、今まで以上に集客にも工夫を凝らしていた。
温泉とまではいかなくても、日常生活とはちょっと違った体験が近場で気軽にできるということは、思った以上に快適であった。
やはり、日本人は今でも年齢関係なくお風呂好きで、銭湯といった伝統的なスタイルでは無くなっていったとしても、その時代にマッチした形で、これからも脈々と大衆浴場は世の中に受け継がれていくのであろう。