パラリンピック閉会式 幻のチケット

パラリンピックが終わった。

ご存知の通り、結局、新型コロナウイルス感染症が開催期間中、ずっと猛威を振るい、最後まで基本的に無観客試合となってしまった。

 

僕自身、実はパラリンピックのチケットも当選していた。幕張メッセで行われたシッティングバレーボールとゴールボール、そしてパラリンピック閉会式と3つも当たっていた。

オリンピック開催当初は、パラリンピック閉会式までには緊急事態宣言が解除されて、この閉会式だけは何とか観に行けたらと淡い気持ちも持っていたのだが、無残にもコロナに打ち砕かれてしまった。

 

仕方なく、閉会式もテレビ観戦していたのだが、非常にパラリンピックらしい、ダイバーシティの要素も含まれたクオリティの高い内容だったのではないかと思う。できれば、オリンピックスタジアムで観てみたかったなと素直に思う。

 

後々の報道等から、出演者の方々も様々なハンディキャップを持った方も多く、そうとは気づかないくらいのハイパフォーマンスを披露されていたことに、これもまた素直に素晴らしいと感じた。

日本のエンターテインメントも、捨てたもんじゃないというところを示してくれてよかったとも思う。

 

閉会式のようなパフォーマンスを多くの人が目にすることで、確かに「ダイバーシティ&インクルージョン」という意味合いを理解することができるし、そしてそのことに対して前向きに捉えるといったことにも繋がっていくのではないだろうか。

 

日本では、まだまだ「ダイバーシティ&インクルージョン」ということについて、浸透しきれていないところがあるところもあるが、こういった機会に触れる度に、自然と世の中の雰囲気が変わっていければと思う。

 

それにしても、何で行けないチケットなら当選してしまうのだろうか…(涙)。