今月、小学生の視力低下がニュースになっていた。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mext.go.jp/content/20210728-mxt_chousa01-000013187_1.pdf
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2228P0S2A620C2000000/
文部科学省による、令和2年度の学校保健統計調査結果によると、子どもの視力は年々低下しており、視力1.0未満の小学生は37%を占め、統計がある1979年度(17%)の2倍を超えたとのこと。
しかも、文部科学省が初めて実施した実態調査では、小6の男子19%、女子22%が裸眼視力0.3未満。視力が低下した割合は学年が上がるほど増え、中3で視力0.3未満は男子25%、女子35%を占めていた。こういった視力低下の要因として、やはりデジタル端末の長時間利用が影響していると考察され、今後はさらに分析を進めていくそうだ。
最近は、本当に幼少期から、親のスマホで動画を見ていたり、ゲームをしたりしており、そういったことで近視の子供が増え続けている。
特に、最近は新型コロナウイルスのパンデミックのために、子供達も長期間「巣ごもり」せざるを得ず、その影響で家の中でスマホなどを近距離で見る時間が増え、一方で屋外活動が激減したことが、可能性として指摘されている。
これからの時代、一生を通して、本当に長時間にわたりスマホやパソコンを使用し続けることになるであろう。そういった時に、視力低下となってしまった場合、相当仕事や生活上、支障をきたすことになるであろう。
僕自身も、中学時代は遠視だったのが、東京に出てきてから近視になってしまった。一番は遠くを見ることが無くなったことが原因ではないかと感じている。
そういった意味では、遠くを見る機会を作るためにも、地方に移住して暮らすといったことも、子育てを行う上ではより重要になってきているのかもしれない。コロナのパンデミックでも感じたように、東京などの都心部だけで暮らすリスクが浮き彫りになってきているのであるから、在宅勤務や遠隔診療等、様々なことを活用して、人々が地方でも暮らしやすい世の中を作っていくことが、より強く求められてきていると考える。
そしてまずは、一日でも早く子供達が自由に外で気兼ねなく遊んでいられるように、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが終息していくように、大人たちは引き続き努力を続けていくしかないのであろう。