あまり話題にならなかったが、地下鉄メトロの回数券の販売が終了した。
2月に販売終了し、3か月の有効期限も終わり、とうとう使えなくなった。
僕は学生の頃から回数券をよく使っていたので、寂しい限りである。
JRもすでに昨年回数券の販売を終了し、フェリカの普及等に伴い、一つの時代が終わったと、こういったところでも実感せざるを得ない。
特に地下鉄メトロの回数券は乗車区間が同じ金額であれば、駅の指定が必要無かったので非常に便利であった。しかも、乗車区間の金額を超えた場合は、その差額さえ払えばよかったのも、非常に重宝していた。また、起業してからは平日の昼間に移動することが多くなり、「時差回数券」は12枚綴りであったため、さらにお得であった。
新幹線の回数券も無くなり、京都ではトラフィカ京カードも利用終了となるなど、もうしばらくすると、電車の回数券やオレンジカード的なものも、若い人には見たことも無く、全く意味も通じなくなってしまうのであろう。そして、こうした話をするだけで、年寄りの昔話は面倒くさいと思われてしまうと思うと、自分も本当に歳を取ったなと感じざるを得ない。
今や、ペーパレスでICT積極活用の時代。確かにスマホさえあれば非常にこの流れはやむを得ないと思う。実際にオフピークポイントなどは、スイカがあってこそでの取り組みであると思う。ただ、今まで回数券は3か月以内であったのに、同一月内11回以上でのリピートポイントサービスはちょっと厳しすぎる気もするが…。皆さんは如何思われているでしょうか?