「話し方の戦略 「結果を出せる人」が身につけている一生ものの思考と技術」(千葉佳織、プレジデント社2024)を読んだ。
著者は、株式会社カエカの代表取締役で、この会社は話し方のトレーニングを行っている会社だ。
実は、この本を読む前に、ある人が、この著者のYouTubeが話し方の勉強に非常になると言われているのを聞いて、少し関心を持つようになった。
自分のことをカミングアウトすると、昔から僕のことを知っている人であれば、誰でも知っていることだと思うのだが、「とにかく話すとフィラー(あ~、とか、え~)が異様に多く、時折苦言を呈されることさえあった。しかしながら、自分としては何とも修正しがたく、仕方がないとずっと諦めていた。
それが、この本では、「はじめに」の冒頭から、「私と同じように、ほとんどの人には話す才能はないのだと思います」と書かれている。だからこそ、「戦略を持って話す」ことができれば、話し方が変わり、人生を切り拓くことができると記されていた。
そこで、実際の話し方のテクニックの解説も、本の中で数多く紹介されている。
そもそも、話す時の立ち方、手の位置などから始まり、声の強弱や高低、話す順番など、今までこういったことをきちんと習ってきたことがなかったので、どれも非常に参考になった。
もちろん、話しの構成にも触れられており、コアメッセージの重要性などもポイントに挙げられている。
話し方に興味・関心がある方には、またとない本が出版されたと思う。是非手に取っていただければよいのではないだろうか。
ただ、これを実際に上手に実践できるかとなると、話は全く別になってくる。
本を読んだだけで、上手く話せることができれば、誰も苦労しない。そこで、かなり迷ったが思い切って習ってみることに決めた。
おっかなびっくり、kaeka社に問い合わせてみると、すでに直近の講座の予約はすでにいっぱいで半年待ちだと言われた。
次回以降、どんな感じで悪戦苦闘したか、少しご紹介していければと思う。