この3つの名前を聞いたら、昭和の人間は誰でもそれぞれの曲や映像シーンが鮮明に思い出されるであろう。
まさしく日本を代表する映画・アニメである。
実は今週末、これらの曲をオーケストラ・ヴァージョンで演奏するため練習を行った。実際に演奏してみると、昭和の時代の変遷を肌で感じられる。ゴジラは1950年代、セブンは60年代、ヤマトは70年代。
ご存じの通り、重厚な重苦しい音楽から、時代が新しくなるにつれて次第に洗練された軽快な音楽に変化していっている。同じ昭和といっても、みるみるうちに時代が新しくなっていった世相を、これらの音楽からも感じることができる。
ただ、多様化が進んだ平成終わりと異なり、まだまだ娯楽は少なかったため、これらは本当にみんなが知っている存在であった。
私もこれらをテレビ(テレビの再放送)で見て育った世代であるから、今の時代に演奏することはかなり気恥ずかしく感じはするものの、やはり懐かしく思い入れのある曲ばかりである。
ただ、今の若い人達は全くこれら本編の映像自体を見たことがない人も多いようで、世代のギャップはかなりあるのが実情だ。
そう考えると、我々の世代が年を取って楽器をやらなくなると、もうこういった曲を演奏することも全くなくなってしまうのだろうか。また、平成が終わり新たな時代に変わろうとしている時に、昭和の時代がさらに遠ざかっていく気がしてしまう…。
ちなみに、この演奏会は来月18日に行われる。下記を参照していただければと思う。
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