先週末、同級生R君の結婚式に出席した。
この年齢になると、同級生の結婚式はだいぶ久しぶりであった。
実際に出席してみて、やはり30歳前後で結婚式を挙げるのと、40代後半で式を挙げるのでは、だいぶ雰囲気が異なっていた。
そもそも30歳頃は、男といえばみんな良くも悪くも血気盛んで、友人等の結婚式にも興味津々であった。しかし、40代後半ともなると、結婚式・披露宴への参加もだいぶマンネリ化してきており、しかも、結婚式・披露宴といえば、自分のことというよりも、自分の子供のことに当てはめて考える様になってきてしまう。
今回、チャペルでの結婚式にも参列したのだが、あの新婦の父親がしなければならない儀礼は「何と残酷なのだろうと」思わず思ってしまった。
自分の育ててきた娘を新郎に渡していく。それを体現する儀式。ある意味、子離れを明確化させ、父親に改めて自覚させるためのものであるのかもしれない。
また、今回は、同級生R君がプロポーズした時の映像も披露宴で流された。列席していた他の同級生とは、「俺たちの時代とはだいぶ趣向が変わってしまっている」などと毒づきながら、R君のアツアツぶりを祝っていた。
R君は、学生時代本当に優秀で、同級生一同、本当に彼のノートには大変お世話になった。性格も温厚で、みんな今まで口々に「早く結婚したらいいのに」と本心で彼に話しをよくしていた。
今回、無事に結婚できて本当に良かったと思う。
R君、結婚おめでとう!