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今週、お米についてのBBC放送が纏めた映画「The Story of Rice」を観る機会があった。イギリス人から見た、「日本のお米を中心とした和食について」をテーマにされていて、大変参考になった。

 

映画の中でも出てきたが、ヨーロッパの人達からすると、米は芋などと同様、付け合わせの類という捉え方をしていることが分かった。このため、日本の文化である「主食と主菜」といった、食事の中では「ご飯が中心にある」という感覚が一般的には全く無いことに気付かされた。

 

この映画は、あるイギリス人の料理研究家の女性が、お寿司以外のお米の料理を習得するために日本を訪れるというシチュエーションになっていた。

そこで初めて、日本の文化に根差した「ご飯」料理を食し、日本人の生活にとって「ご飯」が無くてはならないものだということを、様々な日本料理を食したり、棚田を訪問したり、京都に行ったりすることによって体感していく。そして、これが日本人の長寿の秘訣であることと結びついていることも認識することとなる。

 

近年はフランスやアメリカでも、様々な日本食が注目され、ブームとなっている。しかも、年々その日本食も、ラーメンやたこ焼きといった分かりやすいものから、次第に奥が深い日本料理にまで注目が集まりつつある。

 

我々日本人からすると極めてあまりにも当たり前な「日本の食文化」が、こうやって外国人が初めて日本を訪れたことによって、我々としても改めて認識することになる。

ただ日本の中でも、この当たり前が、今の若い子供達には当たり前ではなくなってきている現実もある。そういった意味でも、日本の食文化を守り、日本の子供達の健康を維持していくために、「ご飯」について今一度しっかり見つめ直して、我々も「日本の食文化を普段の生活の中できちんと取り入れる」ことを改めて意識していくことが大切ではないだろうか。