本年最初のブログ

大変遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

すでに2月も中旬を過ぎてきてしまったが、これからは少しコンスタントにブログをアップしていきたいと思う。

 

例年、恒例のドジ話から始まっているのだが、昨年の話は少々遠くになりつつあり、自分自身でもリアルな話はだんだん忘れつつあるため、今回はご遠慮させていただいて、その代わりに、ベストセラーになっている「大ピンチずかん1,2」(鈴木のりたけ作、小学館2022,2023)2冊を購入したので、その感想で代用させていただこうと思う。

 

ご存じの通り、どこの書店に行っても、冊数多く積み上げられており、本のタイトルのインパクトも話題性も十分である。

実際読んでみて、日頃自分が失敗している内容が多く含まれており、正直、リアリティがあり過ぎて、僕はあまり笑えなかった。

この本を読んで、懐かしいとか笑えるといった大人は、普段からきっちり忘れ物もされずに、整理整頓が行き届いている人なのだと思う。

 

僕ら、普段から忘れ物やどんくさいことをしている人間からすると、この本に描かれているのは男の子だが、この子が大人になっても同じことを繰り返している可能性もあるという、リアルな現実も待ち受けているのかもしれない…。

 

僕自身は、1冊目の表紙にもなっている「牛乳がこぼれた」「もったいないから啜って飲むことにしたら、頭でコップを倒してしまった」という2次被害的なことは、すごく共感できる。決して悪気はないのだが、器用ではない人間が、結果的に横着なことをしようとすると、ろくなことは無いという、本当に象徴的なエピソードとなっているなと思う。

 

一度テレビで、この作者の特集があったが、作者の子供が普段していることをメモしていることもあると話されていた。実際に、絵本の最後に「まだまだあるぞ!こんな大ピンチ!」には、「歯が抜けて飲んじゃった」「お腹は空いているけど眠い」といった、子供ならではの大ピンチも紹介されていて、最後まで飽きさせない。

 

この本を読んで、反省すべきところは大いに反省し、今年こそは人に迷惑をかけずに生きていきたいとは思っているが、実際はそう上手くいくのだろうか…。

とにかく、今年もどうぞよろしくお願い致します。