日本においても、やっと新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたと、みんなが少しホッとし始めていた矢先に、このオーストラリアのインフルエンザ感染急増と言うニュースを知った。
オーストラリアではコロナ前と比べて、かなり急速に感染者数が増えているそうだ。その要因として、ここ2年間インフルエンザ感染者がほとんどいなかったため、免疫力が低下していることなどが指摘されている。
実際の要因については、今後明らかになってくるかもしれないが、やはりマスクをしなくなったことも大きな要因なのではないだろうか。
例年、南半球の冬時期に流行したインフルエンザが、北半球が冬を迎えるころに、日本などでも流行していくとのこと。
いよいよ日本でもマスクの着脱が話題になってきたばかりだが、秋口からは再度マスク着用をかなり徹底した方がよいのだろうか。
実際に、オーストラリアでは、発熱等の感冒様症状を訴える患者に対し、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ両方のPCR検査を行っているとのこと。
自覚症状だけでは、ほとんど見分けることができないため、この冬、日本でもダブル流行するようなことがあれば、日本でも両方の検査を行う必要が出てくるかもしれない。
第6波では、ご存知の通り、検査キットが足りなくなり、混乱を招いただけに、そういった準備も整えていく必要があるだろう。
本当に感染症対策というものは、一筋縄ではいかぬものだなと、こういったことからも改めて実感せざるを得ない。
それでも、世の中ができる限り元に戻っていけるように、人々は色々な知恵を絞りながら、ウイルス達との闘い続けていく必要がある。個人個人で正しい情報を得ながら、マスク着用の延長等も含めて、的確な行動を引き続き取っていくしかないであろう。