前回、ブログで取り上げた経済産業省の江崎禎英氏の講演会の場所は、港区三田いきいきプラザという、山手線内のビル街のところにあった。
講演会が終わって、エレベーターに乗った時に、驚いたころに農作業の格好をした男女3人と鉢合わ
せした。
都会のど真ん中ではあまりにも異質な格好だったので、我々が不思議そうな顔をしていると、「実は
このビルの屋上で蜜蜂を飼育しているのですよ」とのこと。「もうすぐ発売になるので、是非どうぞ!」
とも言われていた。
よく、屋上で農園を作って、家庭菜園するような映像は見たことがあったが、養蜂場はちょっと想像していなかった。
話しはそれで終わったかと思っていたのだが、9月5日の日本経済新聞東京地方版に、このハチミツについて紹介されていた。写真も掲載されていたが、そのパッケージはかなりオシャレな感じで、さすが東京という感じである。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190905&ng=DGKKZO49397870U9A900C1L83000
東京・港区のハチミツとは、一体どんなハチミツなのだろうか? ここまで来ると、ちょっと興味が湧いてきた。そして、このことをFBにアップしてみたところ、面白い情報を次々に教えていただいた。
まず、IBMオケのFg奏者の宮川さんからは、銀座のビルの屋上で養蜂するプロジェクトもあるよと、すぐさま投稿していただいた。さすが物知り!! http://www.gin-pachi.jp/owner
そして、先日見事に産業医専門医試験に合格された佐々木由希世先生からは、「都会からツバメが消えて行く傾向にありましたが、近年ビルの屋上で養蜂するようになってから、蜂をエサとするツバメが戻って来つつあるらしいです。」とのコメントをいただいた。やはり産業医専門医は、世の中のことをいっぱい知っておられる!!
色々な人達が、様々な思いを胸に、都会のど真ん中でこの様な自然に対しての取り組みをされていることを、ひょんなことから勉強することができ、少しほっこりする気持ちにもなれた。
こんなことも知らずに「ボーっと生きてしまっている」自分に、チコちゃんに叱られると思いながらも、もっと広く世の中のことを知り、自然環境の分野でも多くの人達と交流できるようにしていけたらなと思った。
そして是非、この蜂蜜、どんな味なのか食べてみたい!!