プロ野球もペナントレースが終わり、クライマックスシリーズが始まった。と思った途端、あっさり2連敗で終わってしまった。
何となく、あっさり負けてしまいそうな気がしていただけに、「あ~、やっぱり…」感といった虚しさだけが残ってしまった。
後半戦はずっと防戦一方だっただけに、仕方がないとは思うが、トラキチ達の中には、やはり納得のいかない思いをしている人達が多いのではないだろうか…。
それは何と言っても、勝ち星だけでみれば、圧倒的に阪神が多かった。そもそも勝利数がセ・リーグで1番になることが滅多にないだけに、これで優勝では無いということに、戸惑いと怒りがごっちゃになった感情を抱かざるを得ない。
今年はコロナ・パンデミックの影響で延長戦が全くなかった。このため、引き分けとなった試合が非常に多かった訳だが、なぜか阪神だけが少なかった。
勝敗をはっきりつけたゲームが多かったのに、それが仇となるとはどういったことか…。
プロ野球の長い歴史の中で、こういったシチュエーションというのはあったのであろうか?
実は、Jリーグのように、勝てば3点、引き分けだと1点という「勝ち点」制度であれば、阪神が優勝であったとのこと。Jリーグ制度の素晴らしさを、こんなに改めて実感したことは無い。やはりサッカーは野球より先進的なシステムで運営されているといったことであろうか…。
しかも、クライマックスシリーズで、なぜファーストステージでは、先に1勝が与えられていないのか⁉
5ゲーム差があれば、さらに1勝加えておくべきではないのか⁉
ペナントレースで負け越していたチームと、クライマックスシリーズで戦う必要があるのか⁉
トラキチ達の八つ当たり的愚痴は、日本シリーズが終わるころまでは尽きないのかもしれない…。