先月、「大人になったらなりたいもの」調査結果として、職業別のランキングが発表された。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Fwww.dai-ichi-life.co.jp%2Fcompany%2Fnews%2Fpdf%2F2021_072.pdf&clen=1612450&chunk=true

それを見ていて驚いたことに、1位がサラリーマンであった。これは第一生命保険株式会社が、全国の小学生・中学生・高校生 計3,000人を対象に行ったそうなのだが、各新聞社などの考察には、リモートワークで親が働いているところを見て、カッコイイと思ったお子さんが少なからずいたということらしい。

ある意味、そう思わせた親は、上手く仕事がいっている人なのかもしれない。

ただ、これに対して、皆さんはどの様な感情が芽生えたであろうか。

僕自身は、子供達には、サラリーマン系なのであれば、ベンチャー企業の経営者など、マネジメントする側を目指してほしいなとも思ったりする。

確かに、毎朝決まった時間に出勤することなく、プライベートと仕事を上手く両立できた働き方は、これからの時代の特徴になるであろう。ただ、そこまでいくためには、どの様な背景があって、そういった働き方をするためには何が必要であるか、しっかり理解してもらいたいなと思う。なかなか小学生のうちは難しいかもしれないが、誰しも、簡単にそういった働き方ができるかと言えば、そうでは無いかもしれない。あまり安易には考えないでほしいなと思う。

それは、まさしくYouTuberでも同じことが言えるのかもしれない。

Youtuberの人達の普段の仕事ぶりを紹介されているのを見ると、かなり目に見えないところで努力し、苦労されていることが分かる。

かつての植木等の「サラリーマンは、気楽な稼業と来たもんだ」とはいかず、そうなれるようには、学力だけではなく、発想力や人間力・洞察力など、テストの点数以外のことが必要とされると思う。だからこそ、こういった職業に興味を持つのであれば、是非、色々なことに興味を持ち、自分の長所を活かし、そして短所でつまずかないように、様々な人達と協力し合いながら、部活動などに取り組んでいってほしいなと思う。

ただ本当に、子どもは色々なところを本当によく見ているのだなと、感嘆せざるを得ないところもある…。