オリンピック開催の是非が問われている中で、なかなかコメントしづらいところも数多くあるが、多くのアスリートが、一生に一度の東京開催に向けて、死力をかけた本当に日々素晴らしい熱戦を繰り広げてくれている。

やはり、母校の後輩だったり、同郷であったりすると、より応援したくなるのが人情というものではないだろうか？

僕にとっては、そういった1人が三浦龍司選手だ。

彼は、高校・大学の後輩。もちろん全く会ったことは無いが、やはり応援したくなる。

昨年の大学1年生の時点ですでに注目度はかなり高く、今年、3000m障害で日本新記録を樹立し、大学駅伝でも、毎回かなり注目されている。

そして今回の日本選手権では、水濠で転倒したにもかかわらず、その後見事に巻き返し、日本新記録を更新。その身体能力の高さを見せつけてくれた。

同じ陸上競技では、高校の後輩である桐生選手が100ｍ・200ｍともに残念ながら結果を残せなかった。オリンピック代表選手になることもかなり難しい状況となっている。400ｍリレーに選ばれるとよいのだが…。

一発勝負の途轍もなく厳しい世界で、結果を出し続けなければならないのは、本当に大変なことだと思う。

だからこそ、日本代表に選ばれたからには、是非、自分自身が納得できるような素晴らしいパフォーマンスをみせてほしいと思う。